Thursday, November 24, 2011

PQ

前回に続きてPQの話です。
南極に行くためにはかなりの身体テストをパスしなくてはいけません。そのうちのたくさんは血液検査です。まずはじめに信じられないぐらいの量の血を採血されました。うーん、コップ一杯分ぐらい?私は針が苦手なので採血中は反対側を見ていたのですが終わってからみたらすごい大量の血が採られていて、びっくりしました(見ただけで貧血になりそう)。帰ってきた血液テストの結果は何ページにも及んで、しっかりチェックしてもらっていずれにしろ良かったなという感じです。異常なしでした。

ちなみにすべての南極行きの研究者には補欠がいて、補欠の人もPQします。そして候補者がPQにパスしなかった場合は補欠でPQに通った人が南極行きになります。だからパスしなきゃ!と緊張していました。

他には心電図(これはHeartMurmurが時々ある私にはどきどきでした。でも結果はOK)、結核の検査、など、さらにこれらのお医者さんでのテストに加えて、歯医者さんでの検査もあります。歯医者さんではX線、親知らず、虫歯、歯茎の病気などの項目があって、これも歯が弱い私は祈るような気持ちでチェックされに行きました。

何ページもの検査結果とX線をUSAP(米国局地プログラム)にFAXしたり郵送したりして、ようやく、10月末に待ちに待った「あなたはPQに合格しました」メールが来ました。そして!最後に本当に行くことになった人だけに来るUSAP専用の荷物タグ。
これをつけている人を飛行機で見かけたらその人は南極か北極へ行く途中です!

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