Tuesday, February 14, 2012

最後に、、、。

南極点から帰ってきて3週間ほどたちました。

 今考えても、すべてが夢だったような、遠い昔に起こったことだったような気がするときもあります。

南極点にはためく国旗たち。雲ひとつない青空。


二年前には南極へいくことさえ考えてなかったのに、何が起こるかわからないから人生は不思議です。そして、南極点へ行くのは「すごいこと」だったのか、「大した事ないこと」だったのか今でもわかりません。



一応日本国民としての誇りもある。


ただ、今でも私たちの実験の越冬隊員二人が、私がいたときと同じような、すべてが限られている生活を、仲間たちと、同じ場所で、ちょっとづつ沈む太陽の中、送っていると思うとうれしくなります。そして、10年後も、100年後も、南極点は変わらないでほしいなと思います。



帰りの飛行機から見る氷河の海



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